是正予防対策
工程内に不適合品を発見した場合、あるいは顧客からのクレームで不適合品が発生した場合は、以下の手順で対処する。
(1)不良発生が3個以内の場合は不良箱(赤箱)に入れて隔離して、「工程内不良集計表」に記入得すること。
(2)不良発生が3個以上の場合は作業者は作業を停止して、品質管理に報告 (「異常報告書」を記入)
- 報告を受けて、不良品を調査すること
- 設備の点検調査をすること。
- その後の製品を追跡調査すること
- 作業の継続の可否決定すること
- 不可と判断した場合、作業を中止すること
(3)原因を調査
- 担当者のヒアリング、機械の調査、トレーサビリティを実施して原因究明すること
- 対象品を選別して、不適合品と適合品を選別すること
- 原因が究明できたら、記録に残して、是正予防対策を講じること
(4)状況に応じて、お取引様に連絡すること。文書書式はお客様仕様によること。
(5)是正措置が完了したら、その結果を確認したうえで、作業を再開すること